リラクミンナイトは安眠サプリメントとしては一般的な『セロトニンサプリメント』の一つです。
セロトニンは日光浴のページでも説明した通り、覚醒時に多く分泌され、13~15時間後に睡眠を促すメラトニンという物質に変わります。
つまり、朝にセロトニンがしっかり分泌されていれば、夜に深い睡眠を取りやすいということです。
そんなセロトニンですが、原料となるアミノ酸は体内では生成できないため、毎日の食事で必要量を取ることが大切になります。
ただ、トリプトファンは基本的に肉や魚に多く含まれているため、小食な人や肉の脂が苦手な年配の方、ダイエット中の方などにとっては不足することもある必須アミノ酸です(大豆やナッツ類にも多く含まれています)。
そのような不足を補うために作られたのがセロトニンサプリメントで、リラクミンナイトはその中でも睡眠に特化したサプリメントです。
リラクミンナイトの成分
リラクミンナイトの成分はトリプトファンの他に、深い睡眠をもたらすグリシン、沖縄の伝統薬草クワンソウ、緑茶に含まれるリラックス成分テアニン、イライラを鎮める神経伝達物質ギャバなどが含まれています。
詳しく紹介すると
・グリシン
【リラクミンナイト】には深い休息のための成分「グリシン」がたっぷり!「グリシン」とは、人間が生きていくうえで不可欠な栄養成分であるアミノ酸のひとつ。実は、コラーゲンの3分の1を構成したり、赤血球をつくるヘモグロビンのもとになったり、人の体内でいつも働いている成分です。
睡眠に入るとき、体温が下がりますが、「グリシン」が体温調整をスムーズに手助けしてくれるので、自然と深い睡眠(ノンレム睡眠)へと誘われるのです。
・クワンソウ
【リラクミンナイト】は、休息のためのもうひとつの実力成分「クワンソウ」も配合。「クワンソウ」は沖縄の薬草で、先人たちは眠れないときや、リラックスしたいときなどにクワンソウを豚肉と一緒に煎じ、薬膳料理として食していました。近年の研究で、その効果が科学的にも実証されており、今改めてリラックスした深い睡眠のための成分として注目されている薬草です。
「グリシン」と「クワンソウ」、優秀な成分の合わせ技が実現したチカラ。充実度の高い眠りの中で、人のカラダは明日への準備を整えることができるのです。
・テアニン
緑茶に含まれるアミノ酸の一種で、緊張をほぐすといわれています。テアニンを摂ることで、リラックス指標であるα波が認められ、眠りの質を改善するのに効果的です。
・ギャバ
脳の神経が興奮しすぎないように抑えてくれる効果があるといわれています。リラックス成分として知られ、豊かな眠りをサポートします。
リラクミンナイトはこれらの成分を日本人の胃腸で吸収されやすいよう工夫して、全ての製造を日本で行なっているので安心して摂取することができます。
トリプトファンサプリメントの副作用
実はトリプトファンには過剰摂取による副作用が起きる可能性があります。
過去アメリカでトリプトファン事件という、「L-トリプトファン」を含む健康食品を摂取した人の血中に好酸球が異常に増加して筋肉痛や発疹を伴う症例、好酸球増加筋肉痛症候群という症例が多大量発生する問題が起こりました。
この事件の原因はトリプトファンの多量摂取によるものなのか、サプリメントに含まれる不純物のせいなのかははっきりとはわかっていないようです。
ただ、仮にトリプトファンの過剰摂取がこれらの症例を引き起こしたとしても、摂取量はトリプトファン3000~5000mg以上が必要なようなので、トリプトファンが3粒中に30mgしか含まれていないリラクミンナイトを摂取する分にはほとんど気にする必要性はないでしょう。
海外製のトリプトファンサプリメントにはトリプトファンが1粒500mg~1000mg含まれているものもあるので、不眠症対策としてこれらを摂取しようと考えている人は注意が必要かもしれません。
サイトによってはこれらのトリプトファンによる副作用を大々的に取り上げ、他のサプリメントや不眠症対策を勧めているところもありますが、トリプトファンは極普通の食品にも含まれているアミノ酸で適量を摂取する分には全く怖がる必要性はないので、安心して不眠症対策の一つの選択肢にいれていもらえればと思います。